でっかい水たまり

日記とか、雑記帳とか、独り言とか…

匂いの記憶

何かの匂いを感じた時に、一瞬にして脳全体に覆いかぶさるようにブワッと蘇ってくる記憶がある。

他のどんな記憶よりも、匂いをきっかけに思い出す記憶が、群を抜いて鮮明に蘇ってくる気がする。

 

その中で特にはっきり思い出されるのは、子供の頃夏休みに泊まりに行っていた、いとこの家の風呂場の記憶。

どんな匂いなのかと尋ねられるとうまく説明できないが、おそらく石鹸やシャンプーや洗剤や、それらの混じった匂いなのだろう。

 

今でも、数年に一度ぐらいだろうか、自分の家の洗面所や風呂場に行った時、何かの拍子にあの遠い昔の記憶の中の匂いを鼻が感じ取って、埋もれている記憶の中からあの風呂場の風景を瞬時に引っ張り出してくる。

 

つくづく不思議なものだと思うが、おそらく人間という動物にとって、あるいは人間を含む動物全体にとって、「匂い」というのはそれほどに重要な情報なんだろう。

 

次、いつまたあの匂いを思い出すことができるか。

内心楽しみにしていたりする。

 

お題「においをかいでふと思い出した記憶(めっちゃ短いエピソードでもぜひ聞かせてほしいです)」

専門家と専門用語、そして専門外である聞き手

ニュースやワイドショー的な番組では、専門家が解説をする様子が毎日のように見られる。

「専門家」というだけあって、そういう皆さんはテーマになっている分野に精通している、いわゆる「プロ」だ。

 

しかしそのプロの皆さんが、「専門外」の視聴者を相手に、理解が難しいことが多々ある専門用語を当たり前のように使う場面が少なからず見受けられる。

 

常に聞き手の立場に立って話す。

 

これは、伝えたいことを相手にしっかり理解してもらうためには必要最低限のことかと思う。

プロアマを問わず。

 

聞き手に理解してもらえる言葉を選んで話す

 

知識や見解を広く伝えるべきプロフェッショナルにこそ、言葉選びの重要性をより認識してもらえると、彼らの解説によりいっそうの価値が生まれるように思う。

 

そして、自分が良く知る分野についてブログ記事を書く時には、常にこれを念頭に置いて言葉を選んでいかなければとあらためて感じている。

山下達郎 BOMBER

山下達郎はもう何年も、ずっとお気に入りのミュージシャン。

最近は、自分がリアルタイムで聴いていなかった頃、70〜80年代ぐらいの曲に特に惹かれている。

 

当時はCD以前の時代。

昨今のアナログ盤ブームや、日本のシティポップの世界的な流行も相まってのことだろう、当時リリースされた山下達郎のアナログ盤がマニアの間で高価で取引されているという。

 

自分は今手元にレコードプレーヤーがないからアナログ盤に手を出すことはないけれど、「心地良い音で聴きたい」という部分でマニアックに追求し始めたら手が伸びるかもしれない。

 

ところで、今年その当時のアルバムがリマスターされて、アナログ盤とカセットで再リリースされることになった。

どこかで聞いた話では、上記の「中古市場での価格高騰」への対策の意味もあるらしい。

そりゃそうだ、中古市場でいくら値が上がったって、作っている側には金銭的に何の見返りもないのだから。

 

www.tatsurorcaairyears.com

 

さて

BOMBER

これは、1978年に発表されたアルバムGO AHEAD!のB面1曲目。

特に最近はこれをしょっちゅうCDで聴いている。

 

イントロからスラップ奏法によるベースが前面に出ていてそれがめちゃめちゃかっこいい。

ベース初心者の自分としては、これを自分で弾けるようになれたら最高だと思わせてくれる。

何年かかるかわからないが、ドヤ顔で弾けるところまでうまくなりたい。

たどり着きたいひとつの目標になっている。

 

 

ちなみにこの曲は、同じアルバムの中のLET’S DANCE BABYという曲がシングルカットされた時にB面に収録された。

それが大阪のディスコ(ディスコって、時代だなぁ…)でこのB面の曲の方に火が付き、大阪では途中からA面B面を逆にしてレコード屋さんの店頭に並んだそう。

この逸話を聞いてから、曲の中に出てくる「都市」という歌詞が大阪を指しているように錯覚してしまうようになった。

 

 

最近ヒットしている音楽というのはもうすっかり着いていけなくなってしまった。

でもこのBOMBERのように、リアルタイムではスルーしてきてしまった昔の音楽の中にまだまだとんでもないものがたくさんある。

そういう音楽に1曲でも多くこれからも出会っていけたら単純にうれしい。

 

あの頃に戻れるのなら…

お題「人生やり直すなら何歳からやり直す?」

 

これまで生きてきた時間を振り返ると、やり直したいことなど山のように思い返される。

でもその中で常に思い出されるのは、中3から高1にかけてのある出来事。

今でもたまに夢に見るぐらい。

 

中3の頃、クラスにとても仲の良い女の子がいた。

バカなことも平気で言い合える最高の友達だった。

 

その年のこっちの誕生日に、彼女がプレゼントをくれた。

内心めちゃめちゃうれしかった。

その少し前ぐらいからこっちは恋愛対象としての気持ちが芽生え始めていたからだ。

しかしその時は素直になれず、そっけなく「サンキュー」ぐらいしか言えなかったと思う。

 

その後、彼女の誕生日にはこっちからもプレゼントを。

女の子へのプレゼントなど初めての経験だった。

でもあくまで向こうがくれたプレゼントへのお返しというスタンスで。

それ以上の意思表示などできるはずもなかった。

 

自分の中でただの仲良しが恋愛対象へと変化すると、そのあとは日一日と好きの度合いが増していく。

卒業を間近に控え、告白すべきかどうか本気で悩んだ。

進学する高校は別々。でも告白してうまく行けば、これまで通り毎日会えるかも。

いろいろ考えたが、考えれば考えるほど、他に好きなヤツがいるのではと勘繰ったり、「告白してもしだめだったら」と弱気の虫が顔を出したりで、結局気持ちを伝えないまま卒業。

気持ちは自分の中に閉じ込めて、きっぱり諦めることにした。

 

高校では、ごく一部の人間とは仲良くもなれたが、親友と呼べるほどの仲間はできずにいた。

半年余りが過ぎた頃、例の彼女から突然手紙が届いた。

手紙には懐かしい文字が踊っていた。ちょっと悪態をつきながらも優しいその文面は、会えなかった半年ほどを一気に埋めてくれた気がした。

 

手紙は向こうの高校の文化祭へのお招きだった。

携帯も、ましてやLINEなどなかった時代の話。

家電に連絡する勇気もなく返事は返せなかった。

今思えば、手紙だけでも返しておけばよかったと思う。

 

お誘いはこれ以上ないほどうれしかったが、ひとりで訪ねていく勇気が出なかった。

結果的に、取り立てて仲が良かったわけでもないが、地元が近いという理由だけで、ひとりのクラスメートに声をかけ一緒に行ってもらうことにした。

 

当日。

彼女がどこにいるのかもわからないまま文化祭を見て回った。

しばらく歩いていると、ある教室の前に彼女がいた。

中学の頃、彼女と同じグループで同じ高校に行った子も数人一緒だった。

こっちにも連れがおり、向こうも他に友達がいる状態。

その状況を変に意識してしまった自分は、手を挙げて「よっ!」と軽くあいさつをした程度で、次の教室に向かってしまった。

 

彼女の目には、せっかく招待した中学時代の友達がそっけない態度でただ通り過ぎていったように映ってしまっていただろう。

 

こっちは「校舎内のどこかでまた会えるだろう」ぐらいにやたらと楽天的に考えていた。

結局、2度目はないまま帰路に着くことになった。

 

勇気を出してひとりで訪ねて行っていれば。

勇気を出して彼女といろいろ話していれば。

 

 

これが中3から高1にかけての出来事。

今考えれば、向こうから誕生日プレゼントをくれたり、卒業して半年も経って手紙をくれたり、少なくとも向こうはこっちのことを悪く思ってはいなかったはず。

気持ちをごまかしたり封じ込めたりせずに、もしも万が一だめだったとしても、勇気を振り絞って気持ちを伝えておくべきだったといまだに思う。

 

あの頃に戻れたら、彼女に気持ちを伝える。

その勇気が出せていたら、その後の人生もいろいろ変わっていたかもしれない…。

 

 

いやはや、こうして思い返してみると、やたらと気持ちが入って長い文章になってしまった。

懐かしさや自分への情けなさ、悔しさなど、いろいろな感情がごちゃ混ぜの状態で一気によみがえってきた。

でも、じっくり思い返す時間が作れたのはよかったかな。

良い機会をくれた「お題」に、

感謝。

朝・昼・晩メシ、毎回これでもいいぐらい

そのぐらいハマってしまったうまいもん。

セブンで売ってる冷凍食品ニチレイフーズの「おこげがおいしい! ビビンバ風焼おにぎり」

お値段、税抜218円。

 

 

おこげがいい具合に香ばしい、甘辛い濃いめの味付けの焼きおにぎり。

細かく刻んで混ぜ込まれた具材(牛肉、ほうれん草、たけのこ)もいい味を出しており、特にたけのこの食感がいいアクセントになっている。

 

2個入りで210g。

朝メシならこれで大満足の内容量。

 

調理時間は500Wのレンジで2個なら3分10秒。

もちろんレンジの個体差にもよるのだろう、ウチのレンジだとこの時間ではまだ中心部がやや冷たいため、プラス30秒ほどでいい感じに。

(※もし温まり切らない時は10秒ずつ追加で加熱してみて、ちょうどいいところを見つけることをお勧めする。)


ところでこれ、セブンでしか見かけないがパッケージのどこにもセブンのロゴはなく、いわゆるPBではない。

メーカーが自社ブランドのまま特定の小売店でのみ販売するこのような商品を「留め型商品」と呼ぶのだそう。

勉強になったね〜!

 

我が家の冷凍庫には必ずストックしてあるが、朝昼晩を問わずついつい食べてしまうため、また近所のセブンに補充に行かないと…。

 

これがまたセブンならどこにでも置いているわけではないので、食べたい時は注意が必要。

ウチの近所に何軒かあるセブンだが、これを置いているのは1軒のみ。

ちょっと足を伸ばすことになるが、散歩がてら足繁く通っている。

 

ぜひ一度は試してみてもらいたい、心からオススメしたくなる一品。

きっとハマらずにはいられない!

休肝日には何を飲む???🍺

この数年間、毎晩のように晩酌をしていた。特別なことがない限りは(翌日健康診断だとか)。

最近はもはや「飲みたいから」という気持ちより前に、単なる「習慣」として、毎晩自動的にビールやら第3やら缶チューハイやらを、食事の準備とともにカシュッとやっていた。

休肝日は作らなきゃいかんのだろうなー、と思いながらも。

 

ひと月ほど前、定期的に診てもらっているお医者さんで中性脂肪を指摘された。

「やっぱり来たか!」という感じだった。

 

人間、新しいことを始める時には背中を押してくれる何かが必要なもの。

主治医の先生に言われたことで、ようやく休肝日の設定に踏み込むことができた。

 

そこで重要になってくるのがいわゆるノンアル飲料。

アルコールを我慢している口寂しさをギリギリのラインでごまかしてくれる、呑兵衛にとってはすがりつきたくなる存在。

 

しかしだ。

 

普通にお店で買える「ビールテイスト飲料」というヤツ。

あれこれ試してみたが、はっきり言ってどのメーカーも「ビールテイスト」と呼ぶにはいささか残念な味(個人の見解です!)。

ただその理由はそこそこ明確で、清涼飲料を作るようにいろいろと手を加えながら「ビールに近い味」を作り出そうとしているから。逆にその努力には脱帽ものではあるのだけれど。

 

そんな中「脱アルコールビール」というのをみつけた。

 

 

原材料には

 

モルト

・ホップ

ビール酵母

・天然水

 

とだけ表記されている。

 

原産国はドイツ。

ビール純粋令

に則って、副原料をいっさい使わずに醸造されたビールからアルコールを抜き取ったもの。

 

この作り方はすごいなとめちゃめちゃ惹かれた。

 

さっそく購入。実際に飲んでみた。

確かに本物のビールと比較するとわずかに軽さが気にならなくはないが、国産のビールテイスト飲料とは段違い。

 

自分的にはノンアルビールはもうこれ一択。

おかげで休肝日も口寂しい思いをせずに過ごすことができている。

ニャンコ飼いてぇ〜

インスタに偶然流れてきたハムスターの画像をきっかけにペットの画像・動画にハマった。

検索しながらあれこれ見ていく中で、猫のあのツンデレな感じに魅せられてしまった。

子供の頃からずっと、どっちかと言えば犬・猫は苦手だったから、触れ合った経験はほとんどない。

でも今や飼いたいと思うところまで意識が変わってきた。

まずは猫カフェでも行ってみようかしらん。